もしも日本が一夫多妻制だったら「不倫」は行われないのか?

日本は、法律上夫婦というのは常に夫一人に、妻一人というような一夫一妻制になっています。

法律上、二人以上の妻をもったり、その逆というような婚姻関係を結ぶ事はできないわけですね。

しかし、一夫一妻制のこの決まりが日本でちゃんと機能しているとは、今は言い難い状況にあります。

日本は不倫の多い国

実際、一夫一妻制という法律がありながらも、日本ではとても既婚者の不倫が多いのです。

既婚者全員が不倫をしている、とまでは言いませんが統計的にも5人に一人が不倫をしたことがあったり、或いは不倫願望があったりするような浮気性な人、不道徳な人がいるのは事実です。

若い人は勿論、中高年の男女もまた不倫をしている人がいるなど、あまり年齢は関係ないと言えるでしょうね。

一夫一妻制だから不倫が起きるのか

これに関してはそうとも言えるし、そうとも言えないですね。

一夫多妻制の国に目を向けてみれば、確かに男性側の不倫というものは日本に比べれば少ないです。

なぜなら、そもそも日本では不倫という扱いになる事をしても一夫多妻制の国なら不倫と呼ばないからなのです。

だから、一夫多妻制の国なら男性は不道徳な真似をしなくなるという抑圧的な問題ではなく、そもそも概念的に不倫という事をしなくても同じことが出来るというだけなのです。

女性も一夫多妻制なら不倫はしないのか

これに関しては、一番の問題ですね。

一夫多妻制ならば不倫をしなくなるのか、という事に着目すればそれは大いに否定出来る事です。

実際、一夫多妻制の国でも女性が不倫しないわけではありません。

確かに、一夫一妻制の日本に比べると不倫の数は少ないのですが、それは一夫多妻制だから不倫なのではないのです。

一夫多妻制の国では女性の不倫は死刑になるからなのです。

日本ではせいぜい不倫なんて慰謝料払って離婚程度で済みますが、一夫多妻制の国では不倫は死刑、命が関わっていれば誰だってやる事をセーブするというものです。

江戸時代には恐ろしいことに旦那が仕事から家に帰ると間男(嫁の不倫相手にあたる男性のこと)と女房がイチャイチャしている現場を発見した場合ですが、相手の男性を殺しても問題なかった時代なのです。
(参照:http://ふりんさいと.com/

不倫と抑圧は関係ない

つまり、不倫をするような人というのはやってはいけないとされていることだからだとか、抑圧された欲求があるからなんて事はないのです。

不倫をする人というのは結局のところ我慢の利かない人なだけであって、法律や制度などは一切関係ないという事です。

日本では確かに不倫が多いのですが、それは法律的にそういう事が起きやすい環境というわけではなく、不倫という概念そのものが一夫一妻制の国でしか起きないというだけの話なのです。